WWWサーバ設定マニュアル
ディレクトリ構造について
マニュアルをご覧になる際に弊社から発送いたしました「設定通知書」をお手元にご用意ください。

お客様のホームディレクトリの下には "docs" "cgi-bin" "logs" の3つのディレクトリが用意されています。それぞれの ディレクトリ機能、パーミッション設定は以下の様になっています。

ディレクトリ名 パーミッション ディレクトリ機能説明
docs rwxr-xr-x755 ドキュメントルートです。この下にコンテンツを置いてください。http://www."お客様のドメイン名".co.jpでアクセスすると"docs"ディレクトリの直下に置かれた"index.html"が、表示されます。
cgi-bin rwxr-xr-x755 cgi-bin以下のファイルやディレクトリをhttp://www."お客様のドメイン名".co.jp/cgi-bin/"にマッピングします。CGIスクリプトは、このディレクトリの中に置いてください。レンタルサーバ上では、CGIスクリプトの中でご使用頂くために、様々なツールやコマンド(別紙参照)を公開しています。

※セキュリティ保全のため、バイナリプログラムの設置やSSI(Server Side Include)の利用は禁止しております。
※システム構成上の理由(*1)で、ファイルロック(ファイルの排他制御)にflockをお使いいただく事が出来ません。

Flockにかわるファイルロックとして、一般的なアルゴリズム(*2)のシンボリックリンクを利用したものなどを採用ください。
*1.ディスクシステムを、信頼性の高いディスクサーバで運用する為にNFS[Network File System]を利用しており、機能制限上、排他処理が行えません。
*2.弊社ではCGIのアルゴリズムやプログラミングに関してはサポートを行っておりません。
logs rwx------700 アクセスログ・エラーログ・セキュリティログが置かれるディレクトリです。

access:
生成中のアクセスログファイル。アクセスログは1日毎(朝5:00~翌朝5:00)に分かれたファイルに出力されます。過去のアクセスログはYYMMDD.logという名前で保存されます。アクセスログファイルには、1行1ヒット形式のCommon Logフォーマット(別紙参照)で記録が残されます。

errors:
生成中のエラーログ。エラーログは1ヶ月単位で別々のファイルに保存されます。過去のエラーログは、毎月1日朝5:00にerr_YYMMDD.logというファイル名に変更されます。

secure:
生成中のセキュリティログ。SSLオプションをお申込みのサーバのみ出力されます。。セキュリティログは1ヶ月単位で別々のファイルに保存されます。過去のセキュリティログは、毎月1日朝5:00にsec_YYMMDD.logというファイル名に変更されます。

※logsディレクトリの中で、access、errors、secureの各ログファイルは削除なさらないでください。削除しても問題のないファイルは、YYMMDD.logやerr_YYMMDD.logやsec_YYMMDD.logなど .logの拡張子がついたものです。

【ご注意】
docs、cgi-bin、logsの各ディレクトリおよびaccess、errors、secureの各ログファイルは削除なさらないでください。サーバの停止等の不具合をまねくことがあります。
また、ご契約のレンタルスペース内にログファイルが出力されますので、定期的にログをサーバから削除してください。

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