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導入事例

ケーススタディ Vol.2 エントリーVPN ECO-CONNECT 導入の成功事例①

甲斐エレクトロニクス株式会社 様

何か新しいことをすると必ず文句が出るものですが、VPNに関しては、一切文句が出てきません。みんながECO-CONNECTに満足している証拠ですね

写真右より、甲斐エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長 甲斐 隆氏、営業部 課長 中川 雄二氏

電子機器の開発から部品実装までトータルソリューションを提供する甲斐エレクトロニクス株式会社(以下、甲斐エレクトロニクス)では、埼玉と宮崎の3事業所をECO-CONNECTでVPN接続することで、拠点間のデータ共有環境を整備。CAD設計業務の効率化と開発スケジュールの短縮化に成功した。ECO-CONNECTを導入した経緯とその効果について詳しく話を伺った。

甲斐エレクトロニクス株式会社

目次

  1. 甲斐エレクトロニクスの事業概要
  2. ECO-CONNECTの利用状況
  3. 目的1:CADの遠隔利用
  4. 目的2:データの一元管理
  5. これまでVPNを導入できなかった理由
  6. ECO-CONNECTを選択した理由
  7. ECO-CONNECTの導入はどのように行ったか
  8. ECO-CONNECTを使ってみての感想
  9. ECO-CONNECTはどんな会社に向いているか
  10. 今後の期待

1.甲斐エレクトロニクスの事業概要

― 甲斐エレクトニクスの事業概要についてお聞かせください。
当社は、電子機器の受託開発から、CAD設計、基板製造、そして部品実装までをトータルで手掛けています。例えば、ノートパソコンをはじめとした民生機器、産業機器や医療機器まで、さまざまな製品を生み出しています。
― 甲斐エレクトニクスの強みとは、どんな所ですか。
「親切」「丁寧」「迅速」というのが当社のポリシーですが、技術的には、EMIの解析ツールを活用して、ノイズを未然に防止し、基板製造との連携を図ることで、コストの削減と開発スケジュールの短縮化を実現しています。また、豊富な経験とノウハウをベースとした営業力も強みとなっています。

2.ECO-CONNECTの利用状況

― ECO-CONNECTはどのように活用していますか。
ECO-CONNECTを利用して、埼玉県にある本社(狭山市)と宮崎県にある2つの事業所(宮崎市、延岡市)、計3カ所をVPNネットワークで接続しています。合わせて、VPNルータもフリービットからレンタルしています。
― なぜ、VPNが必要だったのでしょうか。
CADの遠隔利用とデータの一元管理が主な導入目的です。今回、はじめてVPNを導入しました。
甲斐エレクトロニクスのネットワーク概略図

3.目的1:CADの遠隔利用

― CADの遠隔利用について教えてください。
当社では、20台ほどのCADアプリケーションを使用していますが、ライセンス管理のためライセンスサーバーを導入しています。1台のライセンスサーバーで、すべての事業所からCADを利用できるようにしたいと考えました。

4.目的2:データの一元管理

― データの一元管理について教えてください。
これまでは事業所ごとに設計データを管理していましたので、データが散在しており、バージョン管理もままなりませんでした。また、CADの設計データや仕様書のやり取りも面倒で、VPNを利用してファイルサーバーを共有すれば、データを一元的に管理できると考えました。
― ECO-CONNECTを導入する前は、どのように設計データのやり取りをしていたのでしょうか。
CADの設計データは、仕様書や部品カタログなども含めると数十MB~数百MBとなり、大きなものだと500MBを超えることもあります。そのため、CD-Rなどにデータを保存し宅配便などで送ったり、データを分割するソフトウェアを利用して小さなデータに分割してメールに添付してやり取りしていました。
しかし、宅配便などでデータをやり取りする場合は1日以上、開発工程が止まってしまいますし、メールで分割する場合も、受け取るときにデータを元に戻す作業が必要で、送ったはずのメールが全部届かずメールを再送信しなければならないといったこともありました。
このような無駄な時間の積み重ねが大きな損失となってしまいますので、以前からVPNを導入したいと思っていました。

5.これまでVPNを導入できなかった理由

― これまでは、なぜVPNを導入しなかったのでしょうか。
一番の問題はコスト。IP-VPNというと1カ所あたり月額20万円ほどの利用料金が必要だというイメージがあり、3カ所だと計60万円になり、当社のような規模の会社にはなかなか手が出ませんでした。
一方、インターネットVPNだと利用料金を低く抑えることはできますが、セキュリティ面で不安があります。設計データは重要な機密情報です。取引先によっては情報の管理体制を監査しに来るほどで、万が一、情報が漏えいすれば当社が被害を受けるだけでなく、当社のお客さまにもご迷惑を掛けてしまいます。そのため、セキュリティに不安があるものはいくら安くても利用できません。
しかし、エントリーVPNであれば、インターネットに接続されていない閉域網で仮想的にVPNを利用でき、しかも利用料金もインターネットVPNとほぼ変わらないということで、導入の検討をはじめました。

6.ECO-CONNECTを選択した理由

コストとサポートを比較検討した結果、ECO-CONNECTに決めました
― エントリーVPNの中で、ECO-CONNECTを選んだ理由を教えてください。
エントリーVPNに絞ってインターネットで検索したり、価格比較サイトで情報を調べたりしながら、ECO-CONNECTともう1社、大手通信会社のエントリーVPNサービスに候補を絞り込みました。 比較したポイントは以下の3つです。
  • (1)利用料金: 初期費用と月額の利用料金を比較し、できるだけ安価なサービスを選びました。
  • (2)アクセス回線: VPNを導入してもネットワークが遅いと不便なので、安価なFTTHのアクセス回線が利用できるかを比較しました。
  • (3)サポート体制: 電話などで手軽にサポートしてもらえるか確認しました。

2社のサービスに絞った後は、見積もりを取り、CADの遠隔利用やファイル共有の方法などを電話で問い合わせをしたのですが、フリービットはVPN初心者の質問にも丁寧に答えていただけました。一方、大手通信会社のほうは、できないことをできると言われたりするなど、まさに正反対というほど対応が異なりました。

― たとえばどんなことでしょうか。
VPNで接続した拠点間のWindowsネットワークでファイルの共有をする際に、「マイネットワーク」上に共有できるファイルの名前を表示できるかどうか問い合わせたのですが、最初はできるという回答をもらい、後で、WINSサーバーがないとできないことがわかりました。
当社の場合はネットワークの専門家がいるわけではないので、導入後にこのようなことがあると困ります。そういう意味で、サポートの違いを実感できたのは、選択するときの大きな要因となりました。
最終的には導入費用とランニング費用も比較し、予算の範囲内だったことからECO-CONNECTを利用することに決定しました。

7.ECO-CONNECTの導入はどのように行ったか

本社に設置されているVPN機器(ルータ)
― 検討した期間と利用を開始した時期を教えてください。
2009年の3月ぐらいから本格的な導入の準備を開始し、ECO-CONNECTの導入を決めたのが5月。6月の上旬から利用を開始しました
― 導入作業はどうされましたか。
ルータの設置作業は、フリービットから設置手順を教えてもらい自社で作業を行いました。ルータの細かい設定情報はあらかじめフリービットにお願いし、作業当日は電話で問い合わせができるようにお願いしておきました。社内では、埼玉と宮崎で同時に作業を行わなければならないので、事前に各事業所に出向いて作業手順を確認しました。
利用開始当日は、最初、うまく繋がらなかったのですが、電話でサポートしてもらいながら作業をやり直したら、うまくいきました。導入して1カ月ほど経ちますが、トラブルなどはありません。

8.ECO-CONNECTを使ってみての感想

― 実際ECO-CONNECTを使ってみて、具体的にどんなところが良いか教えてください。
VPNは遅いというイメージがあったのですが、離れた拠点の共有フォルダーにアクセスしても、ローカルディスクにアクセスするのとほとんど変わらないので驚きました。
また、何か新しいことをすると必ず現場から文句が出るものですが、ECO-CONNECTに関しては一切文句が出てきません。これは私も含め、みんながECO-CONNECTに満足しているからだと思います。
― ECO-CONNECTの導入際、苦労されたことなどはありましたか。
ECO-CONNECTの導入前、CADの遠隔利用が可能かどうかわからなかったので、CADメーカーに確認したところ、最初はライセンスの問題で難しいかもしれないという回答だったのですが、よくよく調べたら大丈夫だということになりました。
しかし、VPNでの遠隔利用に関しては動作保証がされていないということで不安だったのですが、実際にやってみると利用できたのでほっとしました。
― 今後の拡張予定などあればお聞かせください。
今のところ、接続する拠点数などを増やす予定はないのですが、今後は、ECO-CONNECTによって手に入れた情報の共有環境を活用して、業務の効率化を図り、少しでも多くの利益が残せる筋肉質な企業体質へと変えていきたいと思っています。
具体的には、CADの設計データに続き、CADの部品データ、さらに注文書や外注費の集計、電子部品の在庫データといった購買管理関係の情報を一元管理できるようデータベースを導入し、その後、会計業務や売上管理といった分野にも手を広げていきたいと考えています。

9.ECO-CONNECTはどんな会社に向いているか

― ECO-CONNECTはどんな会社に向いていると思われますか。
複数の拠点で開発を行っている製造業には有効だと思います。ただし、当社と同じ規模ぐらい製造業でVPNを利用しているところはあまり見かけません。やはり、コストとサービスの内容がわかりづらいので、どう活用できるのか判断が難しいのかもしれません。
当社の場合は、早くから複数のCADを利用するためLANを導入していたこともあり、ネットワークの導入メリットについては感覚的に理解していましたので、導入効果とコストバランスを説明することで会社も理解を示してくれました。

10.今後の期待

― 今後の期待があればお聞かせください。
フリービットには、導入が決定する前から親切にサポートしていただき本当に感謝しております。製造業を取り巻く環境はこれからも厳しくなっていくと思いますので、ECO-CONNECTのように安価で、品質の高いネットワークサービスは、ますます求められると思います。今後もサービス内容とサポート体制の充実を図っていただくよう大いに期待しています。
― お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
担当者の皆様 ■担当者の声■

フリービットの強みであるサポート体制を高くご評価いただき、その重要性をあらためて認識することができました。製造業を取り巻く環境は厳しいと聞いておりますが、今後もECO-CONNECTが甲斐エレクトロニクス様のビジネスを後押しできるよう、サポート体制とサービス内容の充実を図っていきたいと思います。また取材時、甲斐代表取締役社長が、ご自宅でフリービットのグループ会社であるドリーム・トレイン・インターネット(DTI)のインターネット接続サービスをご利用いただいているということを知り、とても驚きました。今後とも、フリービット、DTIともども、よろしくお願いいたします。(フリ-ビット株式会社 フリービットクラウド営業部 営業グループ 山崎 荘志、写真右)


※ 甲斐エレクトロニクス株式会社のWebサイト
※ 記載の担当部署は、取材時の組織名です。
※ 取材日:2009年7月
※ 取材制作:カスタマワイズ

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